酵素は生物が作る触媒であり、生命現象のあらゆる場面で化学反応を触媒しています。酵素の種類は非常に沢山あり、数え方にもよりますが、酵素のデータベースサイトBRENDAによるとその数は8000種類を超えています。現在、数多くの酵素が産業的に利用されており、食品分野、化学工業分野、メディカル・研究分野などで幅広く活躍しています。ほぼすべての酵素はタンパク質であり、複雑な分子構造を取っているために、その振る舞いは未解明の部分が数多く残されています。
酵素学研究室は様々な酵素の立体構造と機能を詳しく調べています。 特に、基礎と応用の両面から興味深い酵素を選び、X線結晶構造解析、 タンパク質工学的手法、各種の分光学的・物理化学的手法などを組み合わせて、その「かたち」と「はたらき」そして「うごき」を、明らかにすべく、研究を行なっています。
研究対象
(実際の内容は多岐にわたります。全てを掲載しているわけではありませんし、随時変わります。詳細は直接お問い合わせ下さい)
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