アミノ酸配列と2次構造のアラインメント

2003.3.24 by S.Fushinobu

こんなのが出来ます。

まずは専用のディレクトリを切る(当然)。以下のプログラムを起動してもno such file or directoryとか出てくる時には、ちゃんと設定している人の.cshrc(linuxなら.bashrc)を参考にして自分の設定を書き直す(基本)。

Clustal

アミノ酸配列をこのように作成して、clustalwまたはclustalx配列アラインメントファイルを作る。入力には、最初に自分の配列を置き、(構造既知の類似配列があれば最後に置き)、Output Orderはinputにする方がよい。出力ファイル名は例えばmulti.alnとかにする。

PDBファイルの編集

PDBファイルを編集して、ヘッダーを削る(ATOMとENDで始まる行以外を削除する)。水も除く。ファイル名を適当に決める(e.g. file1.pdb)。

構造既知の類似配列があれば同様に編集(e.g. file2.pdb)

Multi chain protein (ex. A and B subumits)ならば、A chainとB chainに分ける。

dssp

PDBファイルから2次構造情報の入ったファイル(dsspファイル)を作る。まずはdsspとだけ入力すれば使い方が表示される。

>dssp file1.pdb file1.dssp

dsspのファイルが出来る。構造既知の類似配列があれば、その分(file2.dssp)も作る。

ESPript

>ESPript < inputES > outputES

でポストスクリプト(.ps)ファイルが出来る。エラーが出たり、.psファイルが出来ない場合にはoutputESを見て原因を探す。inputESのサンプルはこちら

>ESPript

とだけ入力すれば対話形式で出力できます。大事な所(ファイル名、chain nameなど)以外は適当にリターンキー連打しておけばそれなりのものはできます。

詳しい使い方(inputESファイルの書き方)の説明は面倒なので、ESPriptのホームページに行ってマニュアルを読んで下さい。ちゃんと読めば、かなり思い通りに操れるはずです。


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