170502 S. Fushinobu
精密化のスピードアップ間違いなしです。Emsley先生のキーバインドがおすすめです。
なお以下の記述はmacOS用です。悪しからず。Windowsの場合も、.cootの置き場所さえ探せば使えるんじゃないかと思います。
1. ここ(ccp4 wikiのCootのページ)の"pauls-key-bindings-for-coot"を
/Users/username (usernameのところは各自のユーザー名)
に.cootというファイル名で置く。
それじゃ分からんという人に具体的に言うと、リンク先のスクリプトをテキストエディットなどにコピペして、(リッチテキストではなく標準テキスト形式で)適当なファイル名(例えばcoot-keybind.txtとか)で書類フォルダに置く。アプリーケーション/ユーティリティフォルダの中にあるターミナルを起動して、
mv Documents/coot-keybind.txt .coot
などとタイプ。ls -aして.cootという名前のファイルがあればOK。
2. cootを立ち上げ直す。
3. この表 (PDF, doc) のキーバインドが有効になる。
例えば、Fo-Fc mapとcoordinate file (pdb)を開いた状態で、ある残基にcenteringしてキーボードの”r”を押すとその1 amino acid、“t”を押せば両側も含め 3 amino acidsがReal Space Refineされます。
側鎖の向きが悪い時は”j” -> “t” の順に押せばそれだけで正しいところに入ったりします。
Default の keybind (CootオフィシャルページのDocumentationにある"A Quick Guide to Coot's Keys and Buttons"参照)のspace (1 a.a. forward)やShift + space (1 a.a. back)などと組み合わせて使いましょう。