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 重原子同型置換法で解析をする場合、Nativeデータがだいたい絶対スケールに近い所までスケーリングされているほうが何かと便利です(正確である必要は全くない)。これには2つの方法があります。

1)wilsonを使う方法 これは、その名の通りwilson plotをするためのプログラムです。このプログラムを流すと、スケール因子を求めることができます。このスケール因子をメモっておいて、cadをやるときにこの因子を掛けます。Nativeデータのみをこの方法で処理すれば十分です。重原子同型置換体のデータは、このように処理したNativeデータに対してスケーリングさのれるので、同型置換体のデータに関しては以上の処理は不要です。

2)truncateを使う方法 R-Axisでaverageまで処理したデータを使います。これは、binaryデータなので、R-Axisに付属しているreadbfというプログラムで、asciiデータに変えます。その後にf2mtzを使いmtz形式に変換します(カラムタイプ等に注意。この段階での反射データはIで、カラムタイプはJとなります。)。これを、truncateの入力として使います。この方法もwilsonを使うときと同様で、nativeに対してだけやれば十分です。

 

 プログラムwilsonを使う方が簡単です。