解ける差のパターソン図の例
目で見て覚えよう!
実際に解けた差のパターソン図を3つ示します。この程度でないとだめです。ここに示した様なきれいな差のパターソン図が得られれば、もう構造が解けたも同然だ!!ダメな人は、もっと頑張ろう。
- Sample : BphD1
- Space group : I422
- Heavy atom : Hg(SCN)2
- コメント はっきりとしたピークが2つ見える(矢印で示した)。Contour
levelは3 sigma以上。これなら、誰が見ても解けると思うでしょう。rspsでも簡単に解ける。
- Sample : BphC
- Space group : I422
- Heavy atom : HgCl2
- コメント 沢山ピークが見えますが、これなら解けます。実際に考えて解いた差のパターソン図です。
Contour levelは3 sigma以上。
- Sample : Calmodulin-TFP comple
- Space group : P3221
- Heavy atom : Sm(NO3)2
- コメント これも一目で解けるとわかる差のパターソン図。実際に考えて解きました。
Contour levelは1 sigma以上。